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不動産鑑定士とは
不動産鑑定士は、不動産の鑑定評価を担当する者として、十分に能力のある専門家としての地位を不動産の鑑定評価に関する法律によって認められ、付与されるものである。
したがって、不動産鑑定士は、不動産の鑑定評価の社会的公共的意義を理解し、その責務を自覚し、的確かつ誠実な鑑定評価活動の実践をもって、社会一般の信頼と期待に報いなければならない。
そのためには、まず、不動産鑑定士は、同法に規定されているとおり、良心に従い、誠実に不動産の鑑定評価を行い、専門職業家としての社会的信用を傷つけるような行為をしてはならないとともに、正当な理由がなくて、その職務上取り扱ったことについて知り得た秘密を他に漏らしてはならないことはいうまでもなく、さらに次に述べる事項を遵守して資質の向上に努めなければならない。ポイント
1.不断の勉強と研鑚とによってこれを体得し、鑑定評価の進歩改善に努力してること。
2.依頼者に対して鑑定評価の結果を分かり易く誠実に説明を行い得るようにする
3.自己又は関係人の利害の有無その他いかなる理由にかかわらず、公平妥当な態度を保持すること
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不動産鑑定評価が必要な場合
不動産鑑定士は、経済秩序の中で不動産の経済価値のありどころを示すことを日本国家から許された唯一の資格者です。
不動産の鑑定評価を行いうるものは不動産鑑定士のみであり、独占業務という事になります。
それ以外の者が鑑定評価という文言を使用した場合は『不動産の鑑定評価に関する法律』によって罰せられます。
また、現在わが国内には弁護士が35,000名ほど登録しているように聞いておりますが、不動産鑑定士は、その3分の1ほどの登録人数を数えるのみしかおりません。不動産の経済価値を判定する事、それが必要とされる場合は多岐にわたりますので、全てのケースを列挙する事は困難です。ポイント
1.会社法における現物出資を行う際の不動産の鑑定評価
2.関連会社間売買における取引価格の妥当性を現すための疎明資料
3.建物の賃貸人と賃借人との間で行われる賃料増減訴訟の根拠資料
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取り扱い可能な物件は?
エリア:1都3県(新宿から約1時間圏内)
築年数:新耐震の物件(S56.6月以降に建築確認を取得した物件)
種類:一棟アパート、一棟マンション
駅距離:徒歩15分以内
※上記条件に外れていてもご相談ください。
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個人投資家がまだ気づいていない仕組み
最近は、様々な物件サイトの林立や、SNSなどの情報拡散によって物件情報についてのプロアマ間の情報非対称性については、その格差は縮小傾向にあるように感じられます。
ただ、実際の物件の運用については如何でしょうか?
例えばJ-REITに運用報告書をご覧いただけるとお分かりになりますが、彼らは半年ごとに物件の不動産鑑定評価書を取得しています。
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個人戦略不在の個人投資家
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